THETA XのBluetooth Low Energy (BLE) APIを使ってみましょう。

THETAのBLE APIは、BluetoothのGeneric Attribute Profile (GATT)上に定義した独自プロファイルです。

THETAはBLEのペリフェラル、THETAのAPIを呼ぶデバイスはセントラルとなります。THETAの出すアドバタイズをセントラルがスキャンし、接続要求を出します。接続要求が認められると、接続を行い、GATTによる通信を始めることができます。

BLEのスキャン、接続、GATT通信を行う無料のアプリがいろいろ利用可能ですので、まずはアプリでTHETAのBLE APIを使ってみると理解が早まると思います。

アドバタイズ

THETAの電源を入れ、Bluetoothをオンにして撮影画面にするとアドバタイズを行います。

アドバタイズパケットには次の情報が入っています。

接続

セントラルから接続要求を出せば接続でき、GATT通信を開始できます。GATTではTHETAがサーバ、THETAのAPIを呼ぶデバイスがクライアントとなります。

サービス

THETA Xは現時点ではCamera Control Command v2サービスのみをサポートしています。このサービスは次の4つのキャラクタリスティックを含みます。